About us

2009年に入学し、2010年度に部長を務めていた加藤彰です。このたび、東京大学英語ディベート部OBOG会(Alumni Association)の2代目の会長 に就任いたしました。2年間どうぞよろしくお願い致します。

「AAは何をしているの?」と聞かれることがあります。私たちは、約10名のメンバーによって構成されており、月に1回の定例会等を開きなが ら、対外的には2つの活動を行っています。それらは、1年1回のAlumni Party及び卒業を祝うKickout Party/枯葉杯の運営を担う「会員交流」、2 年2回会員の皆さんに現役/OBOGの近況やご活躍をご報告するニュースレターや、HP運営を行う「広報」の2つです。また、「会員交流」と「広 報」を下支えする名簿管理・会計を行う「事務局」も重要な任務を背負っています。これらはどれも、OBOG会を設立した際の“Lifelong, Mutually Beneficial Relationship”というミッションを遂行するためにございます。ありがたいことに、皆様から温かいお言葉を頂戴することも増え、Alumni Partyから世代をまたぐ集まりに発展したという話も耳にすることができ、「運営の土台ができた」という感触を持てるようになりました。

街づくりに例えると、最低限のインフラが整備され、人が住み始めたステージにあります。 したがって、今後はいかに、インフラをより強固なものとして、長期にわたって皆さんの交流が行われるようにすることと、人同士の交流が促進 されるコミュニティー・センターや娯楽施設などを建てたり、地元に根付いたお祭りを開いたりすることで、このコミュニティを維持・発展する ことの2点が重要になります。1年目は特に前者に注力し、2年目は後者を積極化できればと思います。

このような発展を実現するために、これから2年は、「UTDSの現役生、Alumniのニーズを徹底的に最優先すること」をモットーとしたいと思って います。ニーズというと少し堅苦しいかもしれませんが、「UTDSの現役やAlumniは何に困っているの?」「何があればさらにハッピーになる の?」「どうすればさらにUTDSは良くなるのか?」と常に問い続けることができる組織にしたいと思っています。

ニーズを最重要視することにより、今のAlumni Party等の「会員交流」「広報」活動の「カイゼン」につながるばかりか、このカルチャーが根付け ば、何年たってもこの組織のレゾンデートルがあり続けることにも繋がると確信しています。言い換えると、”Lifelong, Mutually Beneficial Relationship”を徹底するためには、常に皆さんのことを意識した活動が不可欠だということかもしれません。また、ニーズを起点に、この2年間に は新規の活動にもチャレンジしていきたいと思っています。「既存の活動」と「新規の活動」を9:1の比率で、会員の皆様や運営メンバー一同 の「想い」を体現する「面白いこと」にも挑戦していきたいと思っています。例えば私は、オックスフォードユニオン等のように、現在社会で活 躍するAAの皆様にご登壇頂き、皆様のパッションや現場でのご経験をビビッドに伝えていただければ、と思っています。

結論といたしまして、私たちはLifelong, Mutually Beneficial Relationshipを構築するために、皆さんのニーズを第一にとらえ、既存の会員交流・広 報に注力することで何年たってもAAが存続し続ける「インフラ」をより強固なものとするだけではなく、真の意味での「コミュニティづくり」に もチャレンジしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

加藤 彰